それまで布団で寝ていた僕たち兄弟にとってペットは憧れの存在だった俺上なにーちゃんが僕に断りもなく上を取ってしまう僕
は仕方なく下の段で眠ることにした二段ベッドで寝るようになってから一週間くらい経った頃僕は夜中にトイレに行きたくなって目を覚ましたしかし何だかおかしい体がふわふわしているおかしいなと思った僕は目を開けてみて驚いた僕の体
が浮いているベッドから離れて空中にふわふわ浮かんでいるのだうわー僕は思わず悲鳴を上げた2兄ちゃん兄ちゃん北は上の段の
兄ちゃんを呼んだから兄ちゃんから返事はなかった兄ちゃんは一度寝たら起きないたちなのだ僕はふわふわ浮いたままベッドの頭を掴みふわりとベッドの外に出た上を見ると兄ちゃんもふわふわと浮いている兄ちゃん声をかけてもお兄ちゃんは起きなかったのんきに気持ち良さそうに寝ている