再建築不可物件の利点
再建築不可物件を購入する際には、建物の状態を入念に確認する必要があります。
なぜなら、再建築不可物件では現在建っている建物に住む限り再建築ができないため、建物自体の状態が重要です。
具体的には、建物の基礎や柱、梁、屋根、外壁などに問題がないか細かくチェックする必要があります。
建物の基礎がしっかりしていないと建物全体に影響が出る可能性がありますし、柱や梁の劣化や痛みも大きな問題となります。
参考ページ:再 建築 不可 物件 リフォームして住むことはできるの?メリット・デメリットを解説
屋根や外壁にも劣化や浸水の可能性があるため、雨漏りや水漏れのないかも確認する必要があります。
また、建物に傾きがないかも確認することが重要です。
建物の傾きがある場合は、地盤沈下や土地の不安定さを示している可能性があります。
これによって建物の安全性や耐震性に問題が生じる可能性があります。
以上の点を確認することで、再建築不可物件の現在の住環境が問題ないかを判断することができます。
これによって将来的なトラブルを回避することができ、しっかりとした購入を行うことができます。
また、再建築不可物件は、マイホームとして利用するだけでなく、収益物件としても有効です。
再建築不可物件を購入しマイホームとする場合、格安で手に入るというメリットがあります。
建て直すことはできませんが、リフォームは可能ですので、工夫次第で掘り出し物物件となる可能性があります。
さらに、再建築不可物件を賃貸物件として活用することもできます。
特に駅から10分圏内など利便性が良い場所であれば、再建築不可物件でも賃貸として需要があります。
格安で購入し、リフォームを行ってシェアハウスや貸家として賃貸することで、かなりの利益を期待できます。
ただし、再建築不可物件を売却する際の価格は期待できません。