食事制限で身体の脂肪を消費させるなどの話があるダイエットについて、「筋肉に頑張ってもらうことが手っ取り早いのでは」と最近考えるようになりました。
筋肉がつくと基礎代謝や運動時の代謝も上がる中、どの筋肉を鍛えるか考えると、ジムに通う経済的な余裕がない私は、消費効率が高い大きな筋肉を積極的に鍛えたいところです。
身体の中で最も大きな筋肉は、太ももの前にある強そうな名前の“大腿四頭筋”です。
「四頭筋」という名前のとおり、表層部から大腿直筋、外側広筋、内側広筋、深層部にある中間広筋の4つの筋肉で構成されています。
膝関節を伸ばしたり、股関節を屈曲させたりする“大腿四頭筋”は、ほぼ全てのスポーツに加え、日常生活の歩く、走るなどの基本の動作に関与しています。
学生時代、体育の授業で計測した垂直跳びは、“大腿四頭筋”の筋力とパワーがわかる最も簡単な方法です。
太ももの裏にも大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋の3つの筋肉で構成されている大きな筋肉“ハムストリングス”があります。
大腿二頭筋には長頭と短頭があり、“ハムストリングス”は外側(がいそく)と内側(ないそく)があります。
外側“ハムストリングス”が大腿二頭筋、内側“ハムストリングス”が半腱様筋と半膜様筋です。
“大腿四頭筋”の拮抗筋の働きがある“ハムストリングス”は、主に膝関節の屈曲動作に関与しています。
さらに、短距離走の選手がきれいな“ハムストリングス”を持っているように、瞬発力を上げるために必要な筋肉でもあります。
“大腿四頭筋”は歩く、走ることに関与し、“ハムストリングス”は階段の上り下り、椅子からの立ちあがりなど膝関節の屈曲動作に関与しています。
このように、日常の当たり前の動作で太ももの筋肉を鍛えることによって、代謝が上がる近道になるでしょう。
負荷をかけ、より太ももの筋肉が鍛えられるスクワットは、私のお勧めです。
そんな私は「どんなときもスクワット」とこころえ、早く到着した待ち合わせ場所でもやっています。
動画編集 独学