朝食は一日の始まりです。朝食を食べることで、体にエネルギーを与え、脳の働きを高め、健康にも良い影響を与えます。しかし、忙しい現代人の多くは、朝食を抜いたり、簡単に済ませたりしているのではないでしょうか?私も以前はそうでした。朝は時間がなくて、パンやシリアルなどを手早く食べるか、コンビニで買ったおにぎりやサンドイッチを食べるか、時には何も食べないで出かけることもありました。しかし、それでは身体にも心にも良くないと感じるようになりました。朝食をしっかりとることで、一日の気分やパフォーマンスが変わるということを実感しました。 私が朝食にこだわるようになったきっかけは、旅行で訪れたフランスです。フランスでは、朝食は「プティ・デジュネ」と呼ばれ、パンやクロワッサン、ジャムやバター、コーヒーや紅茶などを楽しみます。私はフランスのホテルで初めてプティ・デジュネを味わったとき、その美味しさと豊かさに感動しました。パンは外はカリッと中はふわっとしていて、ジャムやバターとの相性が抜群でした。コーヒーや紅茶も香り高くて、一口一口が幸せでした。そして、何よりも驚いたのは、フランス人の朝食の時間です。彼らは朝食をゆっくりと味わっていました。新聞を読んだり、家族や友人と話したりしながら、約30分から1時間ほどかけて朝食を楽しんでいました。私はそれまで朝食を5分から10分で済ませていたので、そのギャップに驚きました。しかし、彼らの姿を見ていると、朝食はただ腹を満たすだけではなく、一日の始まりを心地よくするための大切な儀式だということが分かりました。 私はフランスから帰国後も、朝食に時間をかける習慣を続けるようになりました。私は日本の伝統的な朝食も好きなので、ご飯や味噌汁、焼き魚や納豆などを作って食べます。また、時々はフランス風にパンやクロワッサンを焼いてジャムやバターをつけて食べます。どちらも美味しくて栄養バランスも良いです。そして、朝食をゆっくりと味わうことで、一日の気分が明るくなります。朝食をしっかりとることで、体も元気になります。私は以前よりも集中力や記憶力が向上したと感じています。朝食は一日の始まりです。朝食を大切にすることで、一日の終わりも満足になります。皆さんも、朝食に時間をかけてみませんか?