緊張したり、動揺したりすると、ノルアドレナリンが大量に分泌されます。
そうなると緊張しやすくなります。
生まれつきノルアドレナリンが分泌されやすい人と、ノルアドレナリンが分泌されにくい人がいます。
真面目で誠実な人は、何をするにもミスをしないように細心の注意を払います。
面接、挨拶、スピーチなど、完璧に間違えずにやろうとする。
それがさらにプレッシャーに拍車を掛けて緊張しやすくなってしまいます。
誰でも人生の中で一度や二度は失敗するものです。
過去の失敗がトラウマになっている人は、その失敗が忘れられず、「また同じことが起こるのではないか」と不安になります。
そうなると、なんでこんなことをしているんだろう…と思わずにはいられなくなり、どうしても身構えてしまって緊張してしまいます。
音楽の授業でみんなで合唱しているときは大きな声で歌えるのに、いざみんなの前で一人ずつ歌うとなると、緊張してうまく歌えないという経験はありませんか?
みんなの前で一人で歌うと、自分の歌声だけがみんなに注目されてしまいます。
人より下手だと思われたらどうしようと他人の目を気にしてしまい、不安な気持ちから緊張してしまいます。