私は昔から片付けるのが苦手で、小学校の頃はよく机の奥にカビパンを常備していました。最初は忘れているだけなんですが、だんだんカビていることに気づいて、それが人にバレるのも恥ずかしいし、自分でも見たくないし、触りたくない(当時のゴミ焼却施設の処理能力では、ビニール袋とパンと分別しないといけませんでした。)そして自分の脳の中では、「パンの存在自体なかったこと」にされてしまっていました。思えばこんなことが持っているあらゆるものにも言えて、捨てるのを先延ばしにしているうちに、ごみの存在を頭の中からシャットアウトするようになり、いらないものがたまりやすくなるのだと思います。そうはいっても最近、片付けを頑張っていて、本当に、いらないものを捨てるたびに部屋の空気が軽くなり、また、私の心も軽くなるように感じるのです。問題はごみかどうかわからない存在達。いるかどうかの判断がつきにくいもの、これが一番、片付けるという行為の妨げになると思っています。特に疲れてくると、判断力が鈍ってしまいますから。判断力が鈍った状態で、いるものいらないものを判断するのは難しいので、そんな時には、明らかに要らないものを捨てるようにしています。
プログラマー やめとけ